NARUTO-ナルト-「中忍選抜試験編~第二の試験~(巻ノ五~巻ノ八)」のあらすじと感想
こんにちは!dearPU(でぃあぷ)です。
今回は宿敵・大蛇丸が初登場する中忍選抜試験編~第二の試験~のあらすじと感想をまとめたいと思います。
いよいよ戦闘が始まった中忍選抜試験!個性的なキャラクターたちが3人1組(スリーマンセル)を活かしてどう戦っていくのか楽しみですね。ここから試験は白熱し、中には死亡する者も…。
過激なサバイバル合戦の中でナルトたち第7班がどう戦っていくのでしょうか?ぜひ最後までお楽しみください!
※この記事はネタバレを含みます。
※この記事中のすべての画像は「NARUTO-ナルト-コミックス」からの引用です。
中忍選抜試験編~第二の試験~
あらすじ
第一の試験が終わると同時に第二の試験試験官であるみたらしアンコが登場します。そしてアンコに連れられてナルトたち78名(26チーム)の受験者は試験会場「死の森」へと移動し、試験の説明を受けます。
試験のルールは何でもありの「巻物争奪戦」。各班に一つづつ「天の書」「地の書」のどちらかが配られ、試験の合格条件は天と地両方の巻物を持って、5日後の試験終了までに死の森中央の塔まで3人で行くこと。つまり少なくとも半数の受験者が不合格になるというルールです。
ナルトたちには天の書が渡され、試験開始です!試験開始直後、早速ナルトたちに敵の襲撃があります。敵(アンラッキーさん)は用を足しに行ったナルトを縛り上げ、変化でナルトに変装してサスケたちに近づきますが、サスケに見破られ攻撃を受けて退散します。
しかし、そこにすかさず敵の襲撃が!次もナルトがはぐれてしまい、敵の一人(大蛇丸)はナルトに変装しますがまたもやサスケに見破られます。サスケとサクラは大蛇丸と戦うことになりますが、二人は大蛇丸に睨まれただけで恐怖のあまり動けなくなり、サスケはなんとかサクラをかばいつつ逃げ出します。
大蛇丸から逃げることだけを考えているサスケの前に、大蛇に丸呑みにされていたナルトが脱出に成功して現れますが、そんなナルトの前で大蛇丸に降参して持っていた巻物を差し出そうとするサスケ…。ナルトはそんなサスケを殴って止めます。「巻物渡したってオレたちを見逃すって保証がどこにあんだよ…」
ナルトはサスケに失望し、キレてキュウビの力を発揮しますが、大蛇丸に捕まり五行封印で九尾の力を封印され戦闘不能に。サクラに激励されたサスケは写輪眼の力で大蛇丸に反撃しますが、大蛇丸はサスケたちの天の書を燃やし、さらにサスケの首に謎の呪印を残して去っていきます。
その直後、試験官のアンコは大蛇丸の襲来に気づき大蛇丸追いかけ対面しますが、サスケと同様に呪印の力の前に倒れ、大蛇丸は「試験を中断するな」とだけ言い残して姿を消します。
呪印によって苦しみ続けるサスケ、戦闘不能のナルトを前に、戦えるのがたった一人となってしまったサクラ。「私が二人を守らなきゃ…」と寝ずの番をするサクラのもとに、大蛇丸からサスケを狙うように命じられた音の三人組がやってきます。仕掛けていたブービートラップもかわされ、絶望するサクラの前に単独行動をしていたロック・リーが助けに現れます。
リーは大切なものを守るときにのみ使用することを許された禁術・表蓮華を使用し、敵の一人ドス・キヌタにダメージを与えようとしますが、同じく敵のザクのサポートがあり失敗します。キヌタの攻撃の前に倒れるリー。サクラももう一人の敵キンに髪を掴まれて、目の前でサスケを殺されそうになり絶体絶命に。
その時、ナルト、サスケ、リーの命がけで守ってくれる姿に心を打たれたサクラは掴まれていた髪を自分で切り落とし、命がけの反撃に出ます。そんなサクラの姿を見ていたいの・シカマル・チョウジの三人組が助けに入り、さらに遅れてリーを探しにネジとテンテンが駆けつけたときにサスケが目覚めます。
目覚めたサスケは呪印の力で敵を圧倒しますが、あまりに残忍なサスケの様子にサクラが止めに入ります。そして音忍三人組は自分たちの巻物・地の書を置いて去っていきます。
その頃、アンコは大蛇丸の存在を知らせに塔に駆けつけますがそこに試験官の一人が血相を変えて飛び込んできます。なんと砂の忍3名(我愛羅・カンクロウ・テマリ)が開始後わずか97分で試験を突破し、さらに我愛羅の体には傷一つ見当たらなかったのです。
ときは遡り試験開始から50分後、運良く巻物を揃えたキバ・シノ・ヒナタは塔への道を急ぎますが、そこで我愛羅たちと雨隠れの三人組の戦闘に遭遇します。キバ達の目の前で我愛羅は雨隠れの三人組を皆殺しにし、キバたちも殺そうとしますが間一髪、テマリが止めに入りました。
再び、時は戻りナルトたちですが、試験も残すところ後一日となりながら、まだ地の書しか手に入れられずにいました。ナルトが巻物を偽造するため地の書を開こうとしたとき、カブトが止めに入ります。それをすると必ずリタイヤせざるを得ない状況に追い込まれるということでした。
カブトのアドバイスで塔を目指し、同じく塔を目指す者や待ち伏せしている者を狙うことにしたナルトたちですが、いつまで経っても塔に近づけません。ナルトたちは既に敵の幻術に嵌っており、消耗したところで姿を現した敵(アンラッキーさん)たちの攻撃の前に苦戦します。しかしナルトの影分身と変化を組み合わせた作戦でなんとか敵を倒し、巻物を揃えたナルトたちは塔にたどり着き、第二の試験突破をイルカ先生に祝われます。
その頃カブトは大蛇丸と合流し、試験中のサスケのデータを手渡しているのでした。
第二の試験、21人(7チーム)が通過し、次の第三の試験に挑みます!
感想
第二の試験、いかがでしたでしょうか?
NARUTO-ナルト-の世界は個性的かつ魅力的なキャラクター達によって彩られていますが、今回のエピソードもその最たる例だと思います。主人公であるナルトはもちろんのこと、サスケやサクラ達のそれぞれの心情がうまく描き分けられており、時にはぶつかり合い時には励まし合っていく様子が読んでいて心を打ちます。
まずはじめに、ナルトがサスケを激励するシーンです。ナルトは本当にサスケのことをすごいと思っていて目標にしていてずっと追いかけていたこともあり、そんなサスケの弱気な面を見て納得がいかなかったのだと思います。真っ直ぐなナルトの言葉にサスケもハッとさせられ、サクラの言葉も後押しして目を覚ましましたね。
また、今回のエピソードでは戦闘不能になったナルトとサスケを守るためサクラが奮闘します。いつも足を引っ張ってしまう自分と、そんな自分を命がけで守ってくれるサスケやナルト、リーを比べ、サクラが「今度は私の後ろ姿を…しっかり見ててください!!」と奮い立つシーンは何度読んでも感動します。それを見ているイノの回想シーン(サスケが髪の長い子が好きと聞いて髪を伸ばすサクラ)も相まって、「今度は自分が守る番」とサクラが髪を切り落とすシーンは本当にかっこいいです。回想シーンの挟み方をとっても、岸本先生は魅せ方がとても上手いですよね。サクラを守るために自分の利益は無くとも命がけで戦ってくれるリーやいの、シカマル、チョウジもかっこいいです。
今回のエピソードで大蛇丸に目をつけられたサスケは、運命が大きく変わっていきます。ナルトやサクラなどとの関係性も今後どう変化していくのか要注目です。
第二の試験の感想は以上です。
まとめ
今回の記事ではNARUTO-ナルト-「中忍選抜試験編~第二の試験~」についてあらすじと感想をまとめました!
少しでもナルトを思い起こすもしくは興味を持っていただいて楽しんでもらえれば幸いです!
次回は中忍選抜試験編~第三の試験・予選~です!!
今回の記事は以上です。
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