NARUTO-ナルト-「中忍選抜試験編~第一の試験~(巻ノ四~巻ノ五)」のあらすじと感想
こんにちは!dearPU(でぃあぷ)です。
遂にやって参りました!!今回からはナルト少年期のエピソードの中でも特に人気のある中忍選抜試験編です!
第一の試験から第三の試験まで入れるととんでもないボリュームになってしまいますので、少し細かく区切って、今回は第一の試験についてあらすじと感想をまとめたいと思います。
魅力的なキャラクターが目白押しの中忍選抜試験編、そんなキャラクターたちとナルトたちの間でどんな物語が始まるのでしょうか?ぜひ最後までお楽しみください!
※この記事はネタバレを含みます。
※この記事中のすべての画像は「NARUTO-ナルト-コミックス」からの引用です。
中忍選抜試験編~第一の試験~
あらすじ
カカシ先生により中忍選抜試験に推薦されたナルトたち三人は会場に向かいます。すると会場前でロック・リーという少年からサスケが勝負を挑まれます。写輪眼も発動し応戦するサスケですが、なんとロック・リーの技は忍術や幻術ではなく純粋な体術!写輪眼で動きを見切れても体がついていけず、負けてしまいます。試験開始前から大波乱の予感の中忍試験選抜編の幕開けです!
試験会場に入ると、大勢の忍者たちがナルトたちを迎えます。その中にはアカデミーの同期であるシカマル・チョウジ・いの(アスマ第10班)やヒナタ・キバ・シノ(紅第8班)の姿も!そこでナルトたちはカブトというベテラン忍者に声をかけられ、要注意人物の情報をもらいます。その時カブトの説明の中で「小国のマイナーな隠れ里」と紹介された音隠れの忍者たちがカブトに襲いかかり、カブトは攻撃をもろに受けて倒れます。そこに試験管達が登場し、いよいよ中忍選抜試験のスタートです!
第一の試験・試験官森乃イビキから説明があり、試験が開始されますがなんと第一の試験はチーム単位での筆記試験!ナルトたちはいきなり窮地に追い込まれます。
試験のルールは簡単で一人持ち点10点を与えられ、10問の試験に挑みます。そして不正解1問ごとに1点減点され、持ち点がゼロになると失格です。また、不正行為(カンニングなど)をした場合はその行為1回に付き2点減点されるとのことでした。そして、持ち点がゼロになった者が所属するチームは3人とも道連れ不合格になるとのことです。
試験が始まるとナルトはおろかサスケでも1問たりとも解けない難問ばかり。そこでナルト以外の忍者たちはこの試験の真の目的に気が付きます。なんとこの試験は「試験官にバレないようにカンニングをして試験に通る」という忍者にとって大切な情報収集能力を問うものなのでした。
真の目的に気づいた受験生たちはそれぞれの能力を駆使してカンニングを始めます。一方ナルトはそのことに気づけず、1問も解けないまま時間が過ぎていきます。そしてナルトは、試験開始45分後に出題されるという第10問目に望みを託します。
カンニング合戦が終わった後、試験官森乃イビキから第10問目が出題されますが、その前にまずその10問目を受けるかどうかを選択しろということでした。受けないを選べばその時点で失格、チームメンバーも道連れで不合格となります。そして受けるを選んで正解できなかった場合、その者については永久に試験の受験資格を剥奪するというのです。
究極の選択を迫られるナルトたち…
諦める者が数組出た後でナルトが手を挙げます。そして机を勢いよく叩きつけて、「オレは逃げねーぞ!」と叫びます。これにより会場の空気がガラッと変わり、離脱者は出てこなくなりました。そして気になる第10問の内容ですが…
なんと、残ったものは全員合格となりました!最後の問いは忍者として大切な「敵の詳細が不明でも任務があれば挑まなければならない」という心構えを見るためのもので、逃げ出さずに残った時点で正解だったのです。
晴れて第一の試験を突破した78名(26チーム)は第二の試験へと進むことになります。
感想
初めてこのエピソードを読んだとき、「こんなに読んでてハラハラさせられる筆記試験があるのか」と感動した記憶があります。試験内容も忍者に求められる資質を見るためになるほどなと思えるもので、こんな試験内容を思いつく作者は天才だなと思いました。特に拷問を何度も受けているであろうイビキが「敵に気づかれて得た情報はすでに正しい情報とは限らない」と言っているのはとても説得力がありましたね。
試験が始まるまでは、他の受験者たちの強さが際立って描かれていました。特にロック・リーに対してサスケが手も足も出なかったのは、今後のサスケたちの成長の伸びしろを予感させますね。現時点では歯が立たない相手に対して、ナルトたちがどう成長し、どのように戦っていくのかがとても楽しみです。
筆記試験ということでまだ登場キャラクターたちの個性は発揮しきれていませんが、今後の戦いが楽しみになるような多種多様な能力が披露されてましたね。ネジの百眼や我愛羅の第三の目、シノの虫やキバの赤丸、いのの心転身など、個性的な技が目白押しでした。戦闘になるとこれらの技がどう生かされていくのかを考えるとワクワクします。
しかしそれにしても主人公の筆記試験の苦手さはすごいですね(笑)。見ていてとてもハラハラさせられました。途中、隣の席のヒナタが見せてくれようとしたのを断るところが正直なナルトらしいなとも思いました。ところでヒナタは自力で解いたのでしょうか?百眼を使っている様子はありませんでしたし、努力家なのでサクラ並みに勉強ができる可能性もありますね。
中忍選抜試験編~第一の試験~の感想は以上です!
まとめ
今回の記事ではNARUTO-ナルト-「中忍選抜試験編~第一の試験~」についてあらすじと感想をまとめました!
少しでもナルトを思い起こすもしくは興味を持っていただいて楽しんでもらえれば幸いです!
次回は中忍選抜試験編~第二の試験~です!!
今回の記事は以上です。
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